副業入門

起業や副業をやり始めたいけどネタがない場合はどうしたら良いのか?

終身雇用制度が変わりつつある中で、世間では投資や起業、副業がブームになっています
ただ、誰しもが数百万といったお金を持っているわけではないので、投資をしたくてもできない人がほとんどですし、
お小遣い稼ぎをしようと起業や副業に手を出し始めたいと思っていても何をしたら良いかわからない人が多いのが現状です。

本屋に行けば副業や起業に関する書籍はたくさんありますが、情報としてあまりにもざっくり書かれているものが多い*というのが現状で、
もう少し具体的な内容まで情報が落とし込まれない限り、多くの人が起業や副業がやりたくても動けない状況になるでしょう。

※例えば、副業本などに、Youtubeやブログアフィリエイトが今おすすめの副業であるという記載があるとします。
この記載だけで「じゃあYoutubeをやります!」といって動画を投稿し始めることができる人がどれだけいるでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が”知識として” Yotuubeが儲かるという情報を取得するだけだと思います。
一方、Youtubeで子犬のかわいい動画を投稿すれば、多くの視聴が見込めるので稼ぐことができる。と書いてあったらどうでしょうか?

漠然とYoutubeが儲かると記載があることと比較すれば、少なくとも子犬を飼っている人はYoutube動画の撮影をしようと考え始めるはずです。つまり、具体的なレベルまで行動するための内容を落とし込むことをしなければ人は動きにくいのです。

ブログを始めたいと思ってもネタがない。起業したくてもビジネスモデルが思い浮かばないという人も多いかと思います。

ここまでの状況を踏まえると、

状況①副業や投資などでお金を稼ぎたいので、本屋やサイトで情報収集を始める
状況②稼げる分野はわかったが、具体的な行動方法がわからず次何やればよいかわからない
状況③動けないまま時間が経過する
状況④お金を稼ぎたいのに稼げない状況が悶々と続く

僕自身もそうでしたが、状況④の時はやりたいモチベーションがあるにもかかわらず何もできないというイライラがとても募るものです。

そんな悩みを抱えている人に向けて、起業・副業を始めたい人の解決策となるよう、塾や飲食店開業(起業)を行い、ブログ運営やアフィリエイトでお金を稼いでいた(副業)私が解決策を提案します。

1:起業や副業を行う環境について

起業や副業を始めるにあたって、大切なのは環境です。

例えば、副業や起業を複数人でやるのも良いですが、この記事では一人での副業・起業をすすめています。

起業や副業は実験みたいなものなので、失敗するのも成功するのもやってみないとわかりません。

そのため、常にPDCAサイクルを回しながら試行錯誤していく必要があるのですが、チームとして副業・起業・投資を進めていくと、どうしてもチーム内でのいざこざや、全体の意思決定を得たりする必要があったり、スピード感を持って進めることができないからです。

※もちろん資本がある企業で新規ビジネスをやる場合は別ですけどね。

また、起業や副業を始めるには時間も大切な要素となります。

本業が激務でほとんど余暇がないのに、睡眠時間を削ってまで起業・副業を行うのはやめましょう。
一日最低でも1時間は確保できるくらいの余裕があるのが望ましいです。(起業の場合は4時間は欲しいところです。。)
※現に私も一日1時間に限り、ブログ執筆(副業)をしております。

というのも、あまりにも日常に余裕がない人は、起業・副業を継続的に取り組むことが難しいからです。
今日は忙しいから副業はやめよう」が2、3日続くと、もうやる気はなくなります。
惰性でもやり続ける能力が起業や副業には求められます。

この時間があるかどうか、一人でコツコツ始めることができるかどうかという環境は非常に大切です。

このような環境を整えたうえで起業・副業に取り組むことにしましょう。

2:好きな事ではなくて、やっていて苦痛に感じない事を探そう

さて、起業や副業に必要な環境を確認した後は、起業や副業として何をするのか?を見つけていきましょう。
結論から言ってしまうと「やっていて苦痛に感じないことを起業や副業にする」というものになります。

例えば、毎日1時間でもパソコンを触るのが嫌いな人が、ブログ執筆やYoutube動画の編集ができると思いますか?

「自分のスキルになるから大丈夫」
「やっていくうちに慣れるから大丈夫」

と言う人は結構いるのですが、まず継続しないですし、起業や副業における創意工夫(PDCA)ができないものです。
いくらYoutubeで稼げると言っても、動画撮影が嫌い、PC作業が嫌いという人は取り組むべきではありません。

大切なのは、自分が過去やっていて苦しいと感じないこと。
創意工夫が自然とできているようなことを軸に起業や副業を考えると言うことです。

私の例で言えば、人に物事を教えるということを小学生くらいの頃からやっていて、よくテスト前には同級生に勉強を教えていました。

自分が人に物を教えることで、相手が今までわからなかったことを理解し、感謝してもらえるのがとても幸せだったのです。

そのため、大学時代は起業として塾の立ち上げを行い、子供たちに勉強を教えていました。

他にも、

・いくらでも洗濯物を畳むことができる人
いろいろな洗濯の畳み方・収納の仕方を紹介する動画やインスタグラム活用
・自転車に何時間でも乗れる人
UberEatsや出前間の配送員として副業を実施
・決めたことをいくらでも継続することができる人
YotubeでV logを投稿し、継続の様子とコツを紹介

というように、自分の得意を探し出すことで起業や副業のネタが見えてくるのです。
まずは自分の生活をもう一度見返し、自分の得意(苦痛に感じないこと)を探しましょう!

3:起業や副業のネタはどう探せば良いのか?

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さて、本題の起業や副業のネタをどのように探せば良いのか?ということについてです。
STEP2で自分が苦痛に感じないことを探したあなたはもう気づいているかもしれませんが、
起業や副業のネタは「自分が苦痛に感じないこと」×「手段」で見つけることができます

この”手段”というのが、しばしば副業本に書かれている内容につながってきます(ブログやYoutube、Instagram等)
例えば、「自分が苦痛に感じないこと」を「自動車に乗ってドライブにいくこと」とした場合、
手段と掛け合わせるといくらでもネタが手に入ります

「自動車に乗ってドライブにいくこと」×「ブログ」
→おすすめドライブルートやおすすめ道中グルメを中心としたドライブブログ

「自動車に乗ってドライブにいくこと」×「Youtube」
→ 自然たっぷりのドライブ景色を撮影した、作業用動画チャンネル

ただ、このようにネタは出るのですが、他にも多くの人がやっていることをやったとしても効果は見込めません。

そこで、いくつもネタを出した後は、同じネタで他の人がすでにやっているのかどうかを調査するリサーチは必須です。
また、大手企業が既に取り組んでいるようなサービスに真っ向勝負を挑んで勝てる可能性も低いです。

ネタを作った後は、他にも誰か真似をしていないかどうかを確認するのが大切です。

仮にすでに先駆者がいたとしても、そこにあなたなりのアレンジを加えるようにしましょう。

たとえば、BOOKOFFの創業者である坂本孝さんは、音楽楽器販売と音楽教室の組み合わせビジネスに着目しました。
ただ、この業界はすでに大手が参入していたため、楽器素人の坂本さんは太刀打ちすることはできないように見えたのですが、
新品の楽器(ピアノ)を販売するのではなくて、中古の楽器(ピアノ)を販売することによって大手との差別化を図り
見事起業成功となっています。

このように、すでに自分のやりたい副業や起業のネタをやっている人がいたとしても、自分なりの戦い方を考えて進めるようにしましょう。

4:あとは第一歩を踏み出すだけ

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さて自分のやりたいことが見定まってきたら、早速動きましょう。

起業や副業を進めるにあたって難しいことが2つあります。
①起業や副業に実際に取り組んでみる
②取り組み始めた起業・副業を継続する

この2点さえ突破できれば、あなたは少なくとも起業や副業をするのに向いている人物と言えるでしょう。
初めはスモールスタートで全然大丈夫です!
失敗しながら、諦めずに進めていきましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は副業や投資をしたい人に向けて次のステップにふみだす方法について紹介してきました。
最初は何をやって良いのかわからないように思えますが、STEP2で紹介した通り、自分自身がやっていて苦しくないことを
中心に考えることによって、多少なりとも起業ネタのきっかけに繋がるはずです。

はじめの一歩が大変ですが、焦らず取り組んでみてくださいね!

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