○国内において人口減少、少子高齢化が続いているため将来が見えない
○職場の年齢層が高く、上が詰まっているから昇進・昇給ができない
○会社でシニア層ばかりが優遇されて若手の努力が実らない
このような悩みを抱えている社会人や大学生がいるかと思います。
実際に新卒社会人や就活中の大学生は、これからどの企業で働いてどれくらいの給与を得る事ができるのかという点において非常に興味関心がありますよね。
人によっては年収1000万プレイヤーを目指してバリバリ働きたいと考えている人もいるはずです。
ただ最初に現実言ってしまえば、すでに終身雇用制度は破綻しかけており、会社全体の高齢化による役職・ポストの空きが出ないことにより、なかなか昇進。昇給もできません。
また、年収1000万円を超えるのは社会全体の4.5%程度しかいないことに加えて、その仕事の責任の重さや専門性、膨大な業務量を求められていることが多いことから、好きな仕事をして年収1000万円を獲得するのは相当厳しいのが現実でしょう。
2ちゃんねる創業者であるひろゆきさんも、仕事は人のやりたがらないことをやるからお金をもらえるのだと発言をされています。
日本において国内企業でバリバリ働いても、昭和時代のように昇給・昇進による年収の増加などといった嬉しいリターンが返ってくるとは限らないのが事実なのです。
そこで、この記事では令和の日本においてどのような働き方が一番幸せになれるのかを説明していきたいと思います。
結論としては、「少しでもホワイト企業(残業ナシ、福利厚生充実)に転職し、フリーランス(副業)で稼ぐ」というものになります。
詳細も含めて解説していきたいと思います。
今時の社会人ってそもそも働くモチベーションってあるんだっけ?
多くの人は、自分のやりたいと考える仕事に就いて、その業績に応じて給与をもらえる(もしくは昇給・昇進する)のが良いと考えているでしょう。
ただ、若手社会人に関しては初期配属から自分のやりたい業務に就ける可能性はかなり少ないですし、そもそも就職活動の段階から自分の興味関心のある会社に就職できていない可能性があります。
加えて、冒頭記載の通り給与水準はここ数年横ばいとなっており、特に若手社員の給与は一部外資や大手、ベンチャーを除けば団栗の背比べと行ったことになるでしょう。
そのような環境下において、そもそも若手社会人の働くモチベーションはどのようになっているのでしょうか。
まず、東京未来大学さんの取得した社会人1年目から3年目までの「仕事のモチベーション(5点を正常値)に点数をつけてもらう」というアンケート結果を引用させてもらうと、アンケート取得対象者のうち、男女問わずで直線的にモチベーションが低下してしまっている状況になります。
やはり新卒社会人時代はやる気があるものの、徐々に仕事に慣れてくると目新しさも減り、やる気ダウンになってしまっているのかもしれませんね。
同様に東京未来大学さんのアンケート結果より、社会人3年目での仕事のモチベーションが上がる状況としては1位「給与が上がる」2位「休暇が取得できている」3位「社内の人間関係が良い」という順番になっており、特に一位、二位の票数が多いという状況でした。
この時点で察しの良い方はお気づきかもしれませんが、
○給与が高いということは ⇨ 専門性が高く、責任も重くなるため、業務量も増えて激務になりがち
○激務であるということは ⇨ 土日返上で業務をこなし、休暇取得がしにくくなる
○休暇が取得できないと? ⇨ ストレスの発散ができずに自身に溜め込むか他人にあたるようになる
というように、「給与が上がる」ということ、「休暇が取得できる」ということ、「人間関係が良い」ということはすべてが満たされることがなく、トレードオフの関係値になっているのです。
給与が上がってもいままで通りの仕事量であれば一番良いのですが、少子高齢化・経済停滞の国内においてはなかなか厳しい条件となるでしょう。
今の日本国内は、若手社員にとってはなかなか働き辛い職場環境の可能性が高い
日系企業の大半において、社長、常務、部長、課長といった役職分けが存在しており、役職が高くなるにつれて年齢層も高くなっていく傾向があります。
もちろんネットニュースなどで若手社長、若手経営者が〜〜という記事を目にしますが、国内東証プライム企業に限ればごく一部な事例である上に、報道機関によっては”若手”と言いながらも40代という年齢だったりします。
実際、ほとんどの企業においては40代~60代のおっさん世代が会社の役職・ポストを席巻しており、若手はおっさんの引退を今か今かと待ち侘びているのです。
20代の新卒入社組からすれば、まさに国内の少子高齢化の縮図を会社の組織構成で見ているような錯覚に陥ることでしょう。
国内企業の給与に関していえば5年、10年の長期期間勤務をしていたとしてもそこまで大幅な給与アップにつながらないのは、まさに上の役職・ポストが開かないから昇進・昇給できないためです。
しかもたちが悪いことに、「若いうちは汗をかけ!」と言って、昭和の臭いがするおっさん世代から、必要以上の仕事を押し付けられる場合もあります。
※おっさん世代は、昭和の働き方が身体に染み込んだ世代であるため、効率的な働き方も全く受け入れてくれませんし、無駄な仕事が大好きです。しかも令和の時代でもパワハラセクハラはいまだに発生していると思います。ちなみに、私のいた会社の職場は管理職がほとんど仕事せず、若手女性社員へのセクハラもひどい状況でしたし、おっさん世代は「若手社員はとくかく文句を言わず仕事をすればいいんだ!」という考えを持つブラック企業でした、、、汗
つまり、現状として若手社会人が国内企業に勤めるということは
過度な労働を強いられる上に、給与はあがらず、昇進もせず、大量にいるおっさん世代の世話をしなければならい!
という状況になる可能性が高いというところでしょう。
正直、今の20代30代の若者にとって、定年まで仕事をするにはあまりにもモチベーションを保つのは厳しく、イバラの道になっているように思えます。
今ある職場を捨てて、外資系企業やベンチャーに転職することができない日本人若手社員の問題
日系企業の高齢化による昇給・昇進のハードル高、そして昭和時代の働き方をスタンダードとしている事による若手へのパワハラ・セクハラ問題など、若手社員の夢希望があまりない状況である事をお伝えしてきました。
「じゃあ日系ではなくて外資系企業に行けばいいじゃん!」
「外資であれば比較的柔軟に業務ができるし、実力主義だから頑張った分だけリターンが得られる!」
「日系企業にも某ベンチャーなどの若手社員が多く、実力に見あった給与がもらえる会社は探せば存在する」
という考えの方もいるかと思います。
確かにこの意見には一理あるのですが、全員が全員英語ができるわけではなく、外資系に就職できるほど英語能力をつけるにはなかなか根気が必要です。
また、今時の働き方を実現できるような企業もいるかと思いますが、先述したとおりまだまだ古臭い体質の企業がほとんどですし、若者のモチベーションを上げられる企業は全体の数%の割合といったところでしょう。
それに、Apple社のスティーブ・ジョブズがやったように、「今日から君クビだから、明日から会社こなくていいよ」と急なリストラ宣告をされたり、年某制といった実力勝負な働き方が怖くて転職まで踏み切れないという考えの人もいるかもしれませんね。
日本人ならではですが、国内ブランドや安心安全を求める傾向があったり終身雇用という制度を見ながら育ってきているため、よくもわるくも挑戦する文化がありません。
そのため、現状の日系企業にたくさんの不満を持ちながらも結局は今ある仕事を継続してしまうという状況に陥るわけです。
その他にもいろいろな理由から若手社会人が今ある環境から動けずにいるのが現状です。
「転職は興味あるけど、給与が下がったりするのは嫌だな」
「どんなに職場環境が辛くても3年間は今の職場にいなければ根性がないやつと判断されそう。」
「20年耐えれば年収1000万円プレイヤーになれるから、若いうちは仕方のない事だ」
今ある仕事を辞めてまで外資系に行く勇気もないし、日系企業の中でも理想の仕事ができる企業は全体の数%だし、スキルや経験も不足しているから、チャレンジしても転職成功する気力が出ない。
このような現状を持つ若手社会人がとても多いのではないでしょうか。
社会人は今すぐ本業に加えてフリーランス(副業)を実施するべき理由について
さて、ここまで暗い話ばかりしてきてしまいましたが、結局のところ若手社会人は何をしたら良いのか?という点についてお話ししていきたいと思います。
結論にも書いた通り、「少しでもホワイト企業(残業ナシ、福利厚生充実)に転職し、フリーランス(副業)で稼ぐ」というものになりますが、まずは私の経験談を含めてお伝えできればと思います。
フリーランス(副業)で稼ぐ必要がある理由とは?
フリーランス(副業)という言葉は聞いたことあるかもしれませんが、実際にワガコト化してとらえている人はいなかったかもしれません。
しかし、今の時代だからこそフリーランス(副業)を取り組むチャンスと言えるでしょう。
これまで国内企業における給与面の上昇が見込めないというお話しをしてきたのですが、それは一つの企業から得られる収益に限る話になります。
つまり、今いる会社の給与が低いのであれば、別の収入先(フリーランス(副業)としての活動)を増やしてしまえば良いという考えです!
「そんな私一人で稼いでいく力なんてない!」
「何をしたら稼げるのか、収益化できるのか?なんて知らない」
という人もいらっしゃると思いますが、ネットで副業やフリーランスについて調べてみると、意外にも今の自分でも取り組めそうな副業が存在したりしているものです。
本サイトでも、隠れた副業を見つけ出す方法を紹介した記事を書いておりますので、ご興味があればご一読ください
今いる会社で少しでも給与をあげようとしても、残業代や深夜早朝の割増賃金や会社単位でのちょっとした資格取得補助金など、微々たるものでしかありません。
しかし、フリーランス(副業)として働き始めれば、初月からでも月に数千円〜数万円、継続取り組みをすれば本業レベルまで稼ぐことが可能になります。
具体的に言えば、
・Webライターで1文字一円で2000文字のライティング✖️月5本 ⇨ 1万円/月
・動画編集で一動画で4000円✖️月4本 ⇨ 1万6千円
というように、初心者でも比較的取り組みやすい案件から開始すれば月に1万だとしても収入UPとなります。
最初は慣れないかもしれませんが、せっかく努力するのであれば、給与の上がらない会社の業務よりも頑張った分だけ収入に反映されるフリーランス(副業)の方がおすすめであるのは明らかです。これが私がフリーランス(副業)を推す理由になります。
実際、私はブログを軸にしながら副業を開始し、月収10万円ほど稼いでいるため(ブログで10万はかなりしょぼい方ですが、、汗)本業と合算させた場合の月収でいえば年収1000万円とはいきませんが、同期比較では明らかにゆとりのある生活ができています。
もちろん今時稼ぐ方法はたくさんあるので、ブログに限らず、自分の楽しめそうな分野を選択するのが良いでしょう。
少しでもフリーランス(副業)に気になった方は是非下記サイトのようなサイトからどんなフリーランスの仕事があるのか探してみてはいかがでしょう。
きっと取り組みしやすい案件がいくつも眠っていることと思います。
ただ、現状の会社での業務が多忙である人やなかなか副業の実施に積極的ではない会社に勤めている人にとってはこのフリーランス(副業)という選択は現実的でないと考える人もいらっしゃるかと思います。
そのような人で少しでも現状に不満があれば、ただちに転職を検討した方が良いでしょう!!
少しでもホワイト企業(残業ナシ、福利厚生充実)に転職した方が良い理由とは?
フリーランスとして稼ぐということは、年々当たり前化しつつあり、少子高齢化、労働者不足による影響もあってか、国もフリーランス支援に向けての動きがいくつか存在しております
そんな中、自分の思った仕事ができず、給与も昇進も長期間かかり、そのうえ、副業も禁止されているような古臭い会社に勤めているとするのであれば、いますぐ転職を考えるべきです。理由は単純で、タイパ(タイムパフォーマンス)が悪いからです。
自分の好きなことでもなければ、やりがいもなく、単純に基本給取得のための仕事なのであれば、より良い条件の会社に転職するという選択は合理的ですし、現状の勤務時間に対するあなた自身の満足度が低いことからタイムパフォーマンスがかなり低い状態と考えて良いでしょう、
相当今の会社にやりがいがあったり、福利厚生が手厚かったりなどのメリットがない限り、数多ある企業の中でその会社にしがみつく必要はまずないです。
また、転職先は極力時間外労働の少ない企業へ就職するものとしましょう。
もちろん時間外労働で月収を上げたいという人にとっては多少激務な企業を選択するのも一つの手ですが、激務ゆえ生活にゆとりが生まれず苦労するということもありますし、先述の通りフリーランスであれば会社で時間外を頑張る以上に稼ぐことが可能となる可能性が高いです。
より効率的に行動を進めていくとなると、時間外が少ない企業に就職して、余暇で、副業に注力する方が良いでしょう。
○今の自分はまだ入社してそんな時間がたっていないので、転職なんてできるのか不安
○退職手続きなんてどうしたら良いのかわからない
○良い環境の職場なんてネット情報だけだとわからないんじゃないか?
社会人歴が短い人はこのような考えを持っているものと思いますが、世の中人材不足は顕著であることから初回の転職や第二新卒就職でも十分転職は可能となります。数多くの転職支援サービスはありますが、ブラック企業への転職を極力避ける支援をしてくれる「ウズキャリ」なんかはおすすめです。
転職支援サービスの利用料は無料な場合が大半であり、まずはいろんな就職・転職サイトをめぐってみることをお勧めします。
気になったものがあれば初回登録だけ済ませてしまうことで、一歩が踏み出せるかと思います。
また、転職をすることでベース収入をアップさせることができる場合もあるので、フリーランス(副業)を開始せずとも転職だけで自分の満足できる収入取得ができるようになるかもしれませんね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は日本国内で働き続けるという選択をする中で、役職・ポストの埋まり切った国内企業での昇進・昇給を目指すのではなくて、フリーランスとして稼ぐという選択肢を進めることが令和の日本の戦略であることをお伝えしてきました。
実際、会社からの給与一本だけでは、万が一働けなくなったり、会社が潰れてしまう(減給含む)となった際にあまりにも心細い状況となります。
自身の収入先を増やすということは、単純に年収の増加だけでなくて、収入を2つ、あるいは2つ以上から得ているという安心感も得る事ができるため、精神的な観点からもお勧めできるのです。
フリーランスで稼ぎ口を増やすか、転職して現状の改善を図る、どちらも一度に追うのは難しいと思うので、どちらか一方からでも取り組んでみてはいかがでしょうか。