○自分自身がブラック企業に勤めているのかどうか知りたい
○就職や転職でブラック企業に当たりたくない
○ブラック企業がそもそも何であるのか知りたい
このような考えを持っている人がいるかと思います。
そこで今回はブラック企業に共通する特徴や職場環境をいくつかの観点で紹介していきたいと思います。
全て当てはまったら確実にあなたの会社はブラック企業認定となりますが、一部分だけでも十分ブラックな項目もあるのでそこもチェックしてみてくださいね。
仮にブラック企業に勤めていると判明した場合は、休職や退職の実施をお勧めします。
「なんでブラック企業に勤めているとすぐに休職した方が良いのか?」
と考えた人もいらっしゃるかと思いますが、それは本サイトの方針である「副業と節約で生活水準を爆上げする」という事を実現させるのが非常に難しくなるためになります。
あなたの人生は一度きりなので、この機会に転職も考えてみてはいかがでしょうか。
ブラック企業に勤めている人の特徴や職場の環境について【これより以下体験談のみ】
ブラック企業の特徴① 定時退社は幻の存在
ブラック企業の代名詞とも言える過度な時間外労働ですが、月間100時間を超えていれば黒の濃淡はあるものの十分ブラック企業であると言えましょう。
通常であれば、コアタイム(始業時刻〜就業時刻)の規定があり、その時間働けば上司からの時間外命令が出ていない限り帰宅することが可能になります。
ただ、ブラック企業ではコアタイムという存在はあるものの、始業時刻より前に業務を開始し、就業時刻の4時間5時間後に終業するということは珍しくありません。
この時間外労働に対して真っ当な給与が支払われていれば薄いブラック、サービス残業として給与が支払われていなければかなり濃いめのブラック企業と言えるでしょう。
ブラック企業の特徴として、会社側が「時間外労働をすることは何も悪くない」という考えを持っているとこのようなブラック企業が生成されがちです。
ブラック企業の特徴② 昼夜問わず鳴り響く業務連絡
コロナの影響で在宅ワーク実施者が増え、オンラインで全ての業務をこなす人も多くなってきたように考えられます。
そんな中、社内での連絡手段も対面からスラック、TEAMS、LINE、WebEXなどのチャットツールに切り替わりました。
通常の会社であれば、基本的に業務連絡は就業時間内に実施するかと思いますが、ブラック企業であれば昼夜構わずいつでもどこでも連絡をし続けます。
また濃いめのブラック企業では、チャットツールを利用すれば仕事の連絡や業務指示、会議などには参加できることから、あえて業務PCの電源を切らせたのちにオンラインチャットツールでの業務実施を求めてきます。
ブラック企業の社員にとっては、業務時間という概念はなくなったということです
在宅ワークの導入は移動時間の短縮にはなりましたが、日常と仕事を切り離すことができなくなるという事態に陥りました。
もちろん休日も関係なしに連絡が取れるので、いままで薄いブラック企業という人でも、月当たりの総労働時間を計算すると100時間、200時間突破する人もいるかもしれません。
もしこのような状況になってしまっていたら、すぐにでも会社をやめる決断をしましょう。
ブラック企業の特徴③ 私用PCの利用による無限のサービス時間外労働
さて、在宅ワークの推進の弊害としてオンラインチャットツールの導入について触れましたが、他の事例で言えば、ブラック企業の中には業務用PCと個人用PCの2台を使い無限に仕事をする人がでてきました。
企業側の定めによって36協定の範囲内ででしか業務ができないという人も多くいるかと思いますが、36協定を突破させずに社員にノルマを達成させるためにも個人利用のPCで業務を遂行させることを暗黙視するブラック企業も存在します。
濃いめのブラック企業であれば、そもそも36協定の概念がない(本当はあります笑)ため、個人PCでも業務用PCでも関係なく業務を実施させるのですが、世間体を気にしてホワイト企業を謳う隠れたブラック企業がよく使う手口になります。
ブラック企業の特徴④ 存在しないマニュアルや業務実施手順
ブラック企業は業務量が多いため、現職の人が内部向けのマニュアルや業務実施手順書を作成する時間はほとんどありません。
さらに多くの人が転職・退職していくことから、穴埋めをするのに手一杯となってしまい、引き継ぎも十分されないことが多いです。
このことから、ブラック企業には業務手順書やマニュアル類がほとんどない、もしくは内容が十分でないことが当たり前の状況になってしまいます。
その抜けたマニュアルに代替するものを探している時間や調査時間でさらに業務時間が増えてしまい、やるべきことに着手できずに毎日遅くまで仕事をすることとなってしまうのです。
ブラック企業の悪循環について
さて、これまでブラック企業の特徴について説明をしてきましたが、要約すると業務量が多いというのが大きな原因となります。
業務量が多いことから、時間外労働をする必要が出てきてしまい、長期的な過度な時間外労働が続くことでメンタルを病んでしまったり、転職者・退職者が増え、残された社員の業務量が増えるという悪循環が進んでいくのです。
確かに会社としては業績を上げるプレッシャーはあるかと思いますが、人材不足が進む昨今、社員ファーストで考えていかなければそもそもの運営維持がむずかしくなっていくのではないでしょうか。
会社の管理職や役員、代表の方々も新しい働き方というものに真剣に取り組んでいかなければ社員が消えていく事態を止めることはできないかもしれません
転職するなら今しかない
さて、これまでブラック企業の実態について紹介をしてきましたが、正直会社の体制が抜本的に改善することは短期間では難しいです。
会社の体質や指針などもあると思いますので、変に会社側の改善を期待せずに、自分の会社がブラック企業であると判断したらすぐに、転職してしまうか休職してしまうのが一番でしょう。
変に無理して数年もブラック企業に勤めてしまうとそれこそ身体や精神面での支障をきたすことになると思います。
転職にあたって、退職実施に不安が募る人もいるかと思いますが、退職代行サービスも存在しております。
変な人間関係のトラブルを心配している場合はこういったサービスに依頼してしまうのが良いでしょう。
退職トラブルや退職するのが難しそうと考えている人は是非参考にしてみてください
まとめ
いかがだったでしょうか
今日はブラック企業の特徴を紹介してきました。
過度な労働により、自分自身の時間が削られてしまうと、本当に自分がやりたいこと、やってみたいことを実現する時間がなくなってしまいます。
ブラック企業は貴重なあなたの時間を搾取し続ける敵なので、あなたがブラック企業に勤めている場合は一日もはやくその環境下から脱出することを祈っています。